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Sand Art Technique : Lady

2013/07/11



サンドアート技法編の最終回は女性です。


技法的には今までと変わらないのですが砂のコントロールがカギです。
砂を落とす量、スピード、軌跡を指の柔軟性を最大限使って描いて行きます。

これも特に決まった描き方があるわけでは無いですが典型的な横顔の描き方を紹介します。
特に女性の顔は繊細に描かないと雰囲気が出ないのでいい練習になります。



では動画をご覧ください。







続いて動画の解説です。


■Line : Finger
親指で女性のシルエットを描いていきます。アウトラインの取り方は特に重要です。中の砂を後ではらうので太めに描くと楽です。





















■Line : Pick
砂を摘んで目、鼻、口などを描いて行きます。親指と人差し指をこするように砂を落としていきます。
線の入りから最後まで繊細にコントロールすることで表情を作っていきます。




















■Line : 3 Fingers
一気に描き上げるの為に太めの線にしていますが爪などで繊細に描いたり砂を落として描いていくこともあります。





















顔ってどうやって描いたらいいの?
と聞かれることも多いのですが
やっぱり構造を覚えるのが速いと思います。
骨と筋肉の構造、典型的なバランスをとにかく数を描いて身に付けます。

美人を描くなら美人顔の法則(例えば小鼻と目じり眉尻を直線で結べる、デカ目の黄金比、Sライン等々色々な法則があります。)なんかを取り入れたりと、時代によってトレンドも変わりますが研究すると意外と面白いです。
表情学の資料なんかを見てると顔って年輪なのだなぁとつくづく感じられて楽しいです。

私自身は何やかんやと顔を作ることが昔から多く、
最も典型的なのがホリプロさんが売り出していたバーチャルアイドル(3DCGで作ったアイドル)です。
当時の流行を取り入れて、実際にスタイリストさんや美容師さんにアドバイスをしてもらいながら
作っていました。表情筋の構造なんかも成蹊大の教授とお話をさせていただいたりして
本当に色々勉強させてもらいました。




さて、今回でサンドアート技法編はおしまいになります。

如何だったでしょうか?
見ていただいた方の参考になれば幸いです。



そしてひとまずサンドアートのまとめはこれで止めて
次回から通常運転に戻るか、もしくはまた違うテーマで
記事をアップしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。



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