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Dragonframe

2013/04/04


先日LUNCH BOXの紹介をしましたが
じゃあ今コマ撮りで使ってるのは何なのさというお話。

今はPCにUSB接続したデジタル一眼カメラをソフトで制御して撮影する。
というのが一般的です。

アナログとか言っといて何だよ!キー!と思った人すいません
本業がCG屋なので作品に必要ならデジタルの技術も積極的に取り入れていく所存です。

wattoonではコマ撮りにDragonframe(旧Dragon Stop Motion)というソフトを採用しています。
LAIKAの映画「ParaNorman」やティムバートン監督の「Frankenweenie」なんかでも使われています。









何かアーティスティックなパッケージ。









さてさて


Dragonframeは少し前までStop Motion Proというソフトと双璧を成していましたが
今はDragonframeが人気ではないかと思います。

まず専用のUSBコントロールパッド付!
















手元で撮影、再生、ショートPLAY、パカパカ、オニオンスキンのフレーム調整などなど出来ちゃいます。Dragon選んだのはこれが欲しかったのも大きいです。







カメラのピント、露出、シャッタースピードなんかを決めるモードがあったり











撮影時に常にタイムシートが表示させられて捗ったり




アニメーション補助機能としてスプラインカーブを描くと中割りしてくれる素敵ツールですとか










簡易的ですがキーアウトできたり、当然ロトスコープも出来ますし
DMX制御でライティングと同期した撮影が出来たり(!)と至れり尽くせりです。

また撮影時にソフト側で高解像度のものと同時に再生専用のサムネイルファイルも
保存していて、通常時にはそちらを再生に使うので再生もスムーズです。
好きなときに高解像度のものに差し替えて確認も出来ますよ。

編集をソフト内で行うときもコマをデリートするのではなく復帰できるようにも出来るので
試行錯誤がしやすいです。

後UIがいちいち気が利いてるんですよね。素敵デザイン。
なんだかDiscreet時代のframeやsmokeあたりにも似た高尚なイメージがあります。

DragonのHPに対応カメラの一覧があって使えるカメラが限られているので注意が必要です。
6Dも含めてCanon系の一眼、Nikonなどは大体対応しています。







スプラッシュもかっこいい。

使いやすくていいソフトです。


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