サンドアート技法編の第6回目は少年と犬です。
今回は地と図の関係を使って絵を作ってみたいと思います。
今回も偶然性を利用して描いてはいますが、今までとまた違ったアプローチになります。
まずは動画をご覧ください。
動画の解説です。
■Slide
縦方向にスライドさせてベースを作ります。
■Symmetrical Fingers
両手の親指を使ってシルエットをシンメトリーにくり抜いていきます。慣れると多少アンシンメトリーなものも描けます。

■Pick
砂を摘んで犬の耳を描いていきます。

■Line : Nail
建物の開口部をアーチ状に描いていきます。

最後に床をスライドさせて完成です。
夕暮れ時にお父さんの帰りを待つ少年と犬という設定です。
スライドさせたときに光の方向性や回りこんだディフューズの柔らかさを感じさせられるように
偶然出来た形をどうくり抜くかが勝負です。
アーチ状の開口部から建物内へ光が入っているように見えれば幸いです。
最後のスライドもちょっと分かりづらいですが逆光で伸びた影と床を同時に作っています。
なるべく手数を減らして絵にしていきたいのですが中々難しいですね。
さて次回はサンドアート技法編いよいよ最終回です!
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