3Dプリンターを使ってキャンドルを作るワークショップに参加してきました。
tentoと呼ばれるシェアオフィスの一角にしぶや図工室があります。
場所は明治通りのcocoti裏の公園の向かい。
まず簡単な3Dソフトの説明をしてもらいました。
今回はAutodeskのフリーソフト123designを使います。

3Dソフトで型を作って3Dプリンターで出力。そこにロウを流してキャンドルを作ります。
ポイント編集的なことは出来ないのでカーブを描いて押し出したり回転させたりロフトしたりで作っていきます。4cmX4cmX1cm内で作るんですがややソフトが不安定。時間も無いので簡単なものを。
で出来たデータを並べたらいよいよ出力です!

今回使う3Dプリンターは石膏をインクジェットで固める方式のZPrinter310です。
粉末焼結方式(SLS)に近いものと思います。これが使ってみたかったんですよね。
写真だと分かりづらいですが真ん中の白い箱が2つに分かれていて左に石膏素材があって右に出力されていく感じです。インクで石膏を固めていって積層していきます。
出力の合間にRexcan3という3Dスキャナーのデモをしてもらったんですがかなりいい精度で取れるのでビックリ。
カメラカッコいい。
真ん中のプロジェクターからブツに模様を何タイプかプロジェクションして両側のカメラでそれを撮影して画像認識させて形状に起こすという方式。
色々見せてもらったりしているうちに
出力出来たので発掘作業。

鳥さん出てきました。
エアブラシで粉を吹いてもらう。


で、このままだと型が弱いそうで瞬間接着剤でコーティングをします。
そして輪ゴムでグルグルにして溶かしたロウを流し込みます。
今回はロウを途中で注ぎ足して2色使いました。
10-15分ほどで硬化するのでパカッと。

完成です。
石膏だとどうなんだろう?と思ってましたがザラザラした質感でエッジも柔らかい印象。
無理に追加工をするような用途よりは質感生かして使うと優しい風合いでいいのではと思います。
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